さてこのゲーム、8年くらいやり続けたけどクリアできなかったんですよね~。何をどうすればいいのか当時(確か5,6歳)全く分からなかったし今なお分からない。まさに謎ゲー。やってる友達も全くいなかったし。このゲームの深淵にいったい何が潜んでいるのか、いつかは見てみたいもんだなあ。
シルバニアファミリーのゲームなんてどうせ幼女向けのショボいゲームなんだろ、と思った人はドンカマ2000鬼フルコンボの刑。
さすがにポケモンに匹敵するとまでは言わないけど、ゲームボーイの中でも屈指の傑作だぜこいつは……
ラブデリック系作品が好きな人はかなりハマるかと。といってもダークな雰囲気は皆無ですが。
公式ジャンルは知りませんが、プレイした限りmoon、ギフトピアなどのような戦闘の無いRPGに分類されます。…というよりイーハトーヴォ物語と同じく他に適切なジャンルがないのでRPGと名乗ってるって感じです。
主人公のウサギちゃんを操作してフィールド上にたくさんある色の失ったお花を色付けてあげようみたいな感じの内容だった気が。花を色付けて行くとレベルが上がって行動時間が増えたりとどこかラブデ系の臭いを感じる。
とにかく世界観を大切にした作品という印象が強い。シルバニアファミリーは知らないのでアレですが、ゆるふわでキュートな雰囲気が随所にある。主人公はダッシュすることが出来ないので移動はもさついた感じで歩くことになりますが、女の子ということを考えれば超納得。だって猛ダッシュする女の子とかなんか引っかかるでしょ?
moonでもダッシュは有らず、独特の雰囲気を醸し出すのに一役かってましたが、こちらは理にもかなってるっていう凄さ。更に移動だりーよーという人のために自転車も存在してる。まさに至れり尽くせり。
また、花を色付ける以外にもやることは沢山ある。特にイベントが非常に多かった。学校へ行って授業を受けたり、お手伝い(というよりバイト)したり、島を冒険したり、レース(スキーとあと何かあったはず)したりと出来ることは多数。季節限定イベントなどもありイベント数はゲームボーイのゲームとは思えない。
ミニゲームも多い。てかイベントと大体セットになってる。ちなみにその難易度は地味にシビアだった気が。
また、部屋の模様替えや家のリフォームとかも出来る。家具の種類も多数あり視覚的に楽しめます。何かスゲーバグった記憶も有るけど。
音楽も良好。誰が作曲したか知らないし、サントラも出てない(よね?あったら買うけど)けれど世界観にマッチした楽曲はゆるふわな世界観を更に印象強くする。特に冒険島(うろ覚え)で流れる音楽はGBCの中でも良曲。必聴もの。
問題点は何をどうすればエンディングに辿り着くか全く分からないこと。探す楽しみがあると言えば聞こえはいいですが、とにかく分からん。
リアルでハードコアなゲームに疲れた方や殺伐とした世界や現実に疲れた人にオススメ。あ、女性の方にもオススメです~(あんま女性ってレトロゲームやるイメージ無いけど……)
ラベル:感想
これやってました
姉が持っていたので。
花の色を取り戻すストーリーだったけど
最後の花が見つけられませんでした。洞窟で見つけたと思い、近づくと消えているという事を繰り返していました…
おおー、お姉さんが。やはりそういうものですかー。男一人で持っていた自分は一体なんだったのか……
これを書いた当時はクリア出来てなかったのですが、今年前作おとぎの国のペンダントをクリアしたきっかけで2も再プレイしクリアしたんですよね。難易度が幼女向けにしては異次元というのはどうもアレですが、内容自体はGBCのRPGの中でも屈指の出来だと思っとります。
>>最後の花が見つけられませんでした。
自分も完全クリアは成りませんでしたね……。今作の花の配置は凶悪です。うねるようなマップ構成は優れてはいるものの、厳しくもあり「エポック社は本当にこれを幼女向けに売る気があったのか?」と思いますね。